今年はFIDAワールドカップの開催年ですね。
米国ではCES2024でFIDAドローンサッカーが注目を集めました。
そこで2025年のワールドカップが公表されています。
とはいえFIDA USAとは別に2017年からUS DroneSoccerがFAIに準拠した
ドローンサッカーを紹介しています。
以下youtube動画
https://youtu.be/3UG-b0J8j38?si=aYi1AYk7ZrJmJZD7
から振り返ってみましょう。
操縦技術に注目
動画では少しだけ映っていますが、韓国ドローンサッカーのナンバーワンチームと米国チームがエキシビションマッチを行っています。ここですごいのは韓国チームの高度なテクニックです。
ドローンサッカーで特典できるのは「ストライカー」役の一機のみ(クラス40)です。その機体は、相手チームのディフェンスを避けながらゴールに迫る必要があります。
ゴール近くまで低空で飛行し、ゴール手前で急上昇するサブマリンのようなショットを見ることができます。
更に注目すべき点はディフェンスです。ゴールにしっかりと張り付いています。これはただホバリングしているだけではありません。複数機でゴールに張り付くホバリングは、互いの気流の影響もあり動いてしまうことがあります。
しかし、動画の機体はピッタリとゴールリングに張り付いています。
実はこの位置は、ゴールリングが邪魔でパイロットから機体を見にくい位置でもあります。
このような高度な操縦が動画に映り込んでいるので、ドローンサッカー選手はお手本にしたほうが良いでしょう。
それでは次に、FIDA(国際ドローンサッカー連盟)のティム・イングラム氏の解説を元に要約します。
CES 2024での衝撃的な出会い
CES 2024の会場には、なんとドローンサッカーの公式サイズのアリーナが設置されていました。そこではプロチームが実際に試合を繰り広げており、2025年のワールドカップで使われるトロフィーも展示されていました。安全なケージに囲まれたドローンが、5対5でゴールを狙う様子は、まるでサッカーやバスケットボールのような興奮を呼び起こします。
ドローンサッカーとは?
ドローンサッカーは、特殊な球状のケージに覆われたドローンを使い、5対5のチームで戦うスポーツです。1人のストライカーが相手チームのリング状のゴールを通過することで得点が入ります。残りの4機は、ストライカーを守るディフェンダーや、ストライカーが破壊された場合にストライカー役を引き継ぐミッドフィルダーとして機能します。
FIDAによる世界的な展開と歴史
韓国で生まれた新しいスポーツ
このスポーツは、約6年前に韓国で映画のワンシーンから着想を得て生まれました。現在、FIDAには世界28カ国が加盟しており、その人気は急速に拡大しています。2025年には韓国でワールドカップが開催される予定で、そのために2500万ドルをかけた専用スタジアムが建設中とのことです。
ルールと試合形式
試合は3分間のピリオドを3回行います。これはドローンのバッテリーが約5分しかもたないためです。ドローン同士が時速100マイル(約160km)近い速度で激しくぶつかり合う、非常に激しいスポーツです。
教育プログラムとしての可能性
ドローンサッカーはプロスポーツとしてだけでなく、教育分野でも大きな注目を集めています。FIDAは、4歳の子供からドローン操作を学べるプログラムを開発し、主に公立学校と連携して普及活動を行っています。子供向けのドローンは非常に軽量で安全に作られており、指を怪我する心配もありません。それでも時速24〜30マイル(約38〜48km)で飛行し、宙返りなどのトリックも可能です。
使用されるドローン
子供・初心者向け「クラス20」
4歳の子供でも扱えるように設計された、軽量で安全なモデルです。安定性が高く、楽しみながらドローンの基本操作を学べます。
プロリーグ用「クラス40」
ワールドカップなどの公式大会で使われるモデルです。最高時速は約90マイル(約145km)にも達し、10機のドローンが高速で飛び交う試合は圧巻の一言です。
さらに詳しく知るには
ドローンサッカーの各プログラムに関する詳細な情報は、公式サイトやSNSで確認できます。
公式サイト: fida-usa.com