2025年は2つの世界大会が控えています。
ドローンスポーツの内FPVレースは巨額の賞金が出ることが知られていますが
ドローンサッカーはどうなのでしょうか?
FIDA World Cup Jeonju 2025
韓国を中心としたFIDA(Federation of International DroneSoccer Association)が主催する
FIDAのInstagramによると今年1月の時点で $200,000が賞金総額として公表されています。
FIDAのワールドカップ開催には多くの予算が使われるようですが、
FIDAの関連団体は不正や不祥事も多いためこの金額が本当に賞金として出るの不明です。
巨額の資金・税金を投じて地域をあげて開催する点では
ドローンサッカーの経済発展への期待感が現れているようです。
余談ですが参加費は無料です。
https://www.dronesoccer.org/competition/44
2025 FAI World Drone Soccer Championships
FAIはスイスに拠点を置く航空スポーツのオリンピック委員会のような団体です。
https://www.fai.org/
つまりドローンサッカーだけではなく、気球やハンググライダーなど人が乗るものや
FPVドローンレースなどの大会も総合的に開催しています。
スポーツ名ではなく、スポーティングコードとして扱われ
ドローンサッカーはF9Aというコードで識別されています。
2025年は上海でWorld Championshipが開かれますが
ルールブックを見ても賞金は明記されていません。
「トロフィーや賞品が出ることもある」という記載で、未定のようです。
賞金は出ませんが、参加費(エントリーフィー)は必要となります。
- 専任チームマネージャーまたはアシスタントチームマネージャー:300ユーロ
- ドローンサッカーチーム:
. F9A-Aサブクラス:1,400ユーロ
. F9A-Bサブクラス:1,000ユーロ
- サポーター:60ユーロ
このようにお金がかかるわりに、賞金などが明記されていないのは
地域の資金や税金などがほとんど使われていない
自主的な世界大会という方針がわかります。
まとめ
FIDAは巨額の資金、税金を使って地域振興を目的とした世界大会と言えるでしょう。
一方FAIはスポーツとして自主的に開催することを目的とした世界と言えるでしょう。