大分県の大分高等技術専門校ではSkykickを使ったドローンサッカー体験やDJI Telloを使った
プログラミング体験が行われたと報道されています。
NHK News Web
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20250905/5070022330.html
BS大分放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/8adcfc1f35bc754ab5247cdd4c4953ec81ae4d0f
コートの屋根部分にXRスポーツと書かれていてドローンサッカー連盟が関係していることもわかります。
Skykick EVOでプログラミングするには
Skykick EVOもプログラミングのためのモジュールを追加すると
プログラミングできるようですが
国内で使われているところが報道されたり
公開されたりしたことは無いようです。
FIDAサイトには専用プログラミングソフトウェアも公開されています。
https://www.dronesoccer.org/technical-support/info/3
これを動作させるにはスカイセンサーという追加モジュールが必要です。
ドローンサッカー連盟のカタログによると
12,980円で取り扱っているようです。
残念ながら解像度の低い写真が載っており、詳細がよくわかりません。
メーカーサイトでもスカイセンサーの写真は一切掲載されていないようです(2025/09/07現在)
http://skykickevo.com/?page_id=2525
探してみたところ次のページに「画像」が掲載されていますが
装着した写真はありません。
このページに書かれているのはSkysencer ToolとSkysensorという部品に別れており
組み合わせて使うようです。
高さ7cm、幅が2.5cmまたは幅2.1cmと書かれています。
TOF距離センサーとイメージセンサーをSkykickに追加する部品とわかります。
Scratch coding education, attitude control
Detection of object shapem size, text, pattern
と書かれているので機能はすごいようで、DJI Tellのようなことができそうです。
実態として扱われていない可能性が高い
次のような理由で、Skykickはプログラミング可能な機体として
扱われていないように思います。
- 今回の報道のように専門学校が使用する場合はDJI Tellがあればそれで十分
- ドローンサッカー連盟やその支部が扱えない
- スカイセンサーがほとんど生産されていない(写真が無いことから)
- 高額
- Skykick Evoの本体価格が26,180円でスカイセンサーが12,980円となると価格がかなり高くなります。
- すでに入手困難ですが「DJI Tello EDU」は16800円でした。
これらの状況から、DJI Telloが入手困難であっても、プログラミングにも対応していると謳っているSkykick Evoに期待するのは良くないようです。
おまけ
なぜか次のサイトで「スカイセンサー」という商品が3本セットで購入できるようですが
Skykickとは無関係のようです。
https://skyfight-drone.com/item/40/
詳細は不明ですが全く形が異なるので違うもののようです。