ドローンサッカーに最適!Tattu新型充電器「TA300」登場
バッテリーメーカーの大手 GensTattu が、ドローンサッカー向けに設計された新しいバッテリーチャージャー 「TA300」 を発表しました。チーム運営や試合準備での充電作業を効率化するこの製品の特徴を、ドローンサッカーの選手・運営者向けに整理してご紹介します。元情報:GensTattu 製品ページ(英語)
LiPo / LiHV(2–4S)対応
TA300は LiPo(リチウムイオンポリマー) に加え、LiHV(高電圧リチウムイオンポリマー) に対応しています。セル数は 2S〜4S。Tattuのドローンサッカー向けバッテリー(特にLiHVモデル)との組み合わせで高い相性が期待できます。
8ポート同時充電で効率アップ
この機種の最大の特徴は 8ポート同時充電。カラーディスプレイで各ポートの状態を確認でき、1台で最大8本のバッテリーをまとめて管理できます。重量は約 550g と軽量で、複数台の充電器を持ち運ぶより省スペース・配線簡素化に役立ちます。
なぜ8ポートが必要なのか?
ドローンサッカーは基本的に 3〜5人制のチーム戦。試合や練習では同時に多数のバッテリーが必要になります。従来は複数の充電器と多数のコンセントを用意していましたが、TA300なら1台で8本を同時充電可能なため、限られた電源環境でも効率良く準備できます。
安全装置も充実
安全面の保護機能が揃っている点もポイントです。主な保護機能:
- オーバーヒート防止
- 過充電防止
- 短絡(ショート)防止
- セル数ミスマッチ警告
- 電流抑制機能
- 回路切断防止
- 端子の逆接続防止
- 異常電圧警告
頻繁な充電が発生するチーム運営でも安心して使える構成です。
ポート構造に注目
TA300はバランスケーブル端子(各セル電圧をチェックする端子)を使って充電するタイプで、XT30/XT60の出力ポートは備えていません。加えて、TattuのG-Tech Smart Battery に対応する専用ポートを備えており、G-Techバッテリーに内蔵されたチップを介して充電器がバッテリーの種類や状態を自動認識します。これにより充電設定ミスによるトラブル(破損・発火など)を低減できます。
向き・不向き(電流とバッテリー容量)
注意点として、各ポートの最大充電電流は 2A までです。つまり:
- ◎ 20cmクラスの機体(約1000mAh前後のバッテリー):適合・効率的
- △ 大容量バッテリー(2600〜3000mAh 等、40cmクラス):不向き(充電に時間がかかる)
チーム編成や使用バッテリー容量を踏まえて導入判断することをおすすめします。
まとめ:こんなチームにおすすめ
TA300は、小型機を複数運用するチーム(例:試合で複数人分の1000mAh前後のバッテリーをまとめて充電したい場合)に特に有用です。1台で8本同時に管理でき、軽量で持ち運びやすく、充電作業の効率化に直結します。
一方で、40cmクラスの大型機で大容量バッテリーを主に使うチームは、より高出力(各ポートあたりの電流が多い)な充電器を検討してください。
気になる価格は
米国のサイトでは$149.99で販売中です。
https://genstattu.com/ta300/
EUのサイトでは€133,61で販売中です。
https://gensace.de/products/ta300
 
 
 
 
