BestBuyBoxesから登場!20cm球体ドローン「YS200」とBALKINの違いを比較
RCホビー愛好家向けのオンラインショップ BestBuyBoxes にて、20cmクラスの球体ドローン「YS200」 が販売開始されました。
本記事では、国内でも販売されているBALKINとの違いを中心に解説します。
YS200の概要
製品ページ:YS200商品リンク
外観上はBALKINの送信機とほぼ同じ形状をしており、スペックも近いですが、いくつかの違いが確認できます。
- フライトコントローラー(FC)の設定が異なる
- ヘッドレスモードを搭載(BALKINは回転回復モード)
ヘッドレスモードとは?
ヘッドレスモードでは、離陸時の機首方向をFCが記憶し、それ以降は機体の向きがどう変わっても「最初の前進方向」を維持します。
操縦者から見た「前」が常に前進方向となるため、機体の向きに左右されず操作できます。
メリット:初心者が機体の方向を見失わずに操作できる
デメリット:実機の操作感覚とは異なるため、上達を目指す場合は物足りなさが残る
BALKINの回転回復モード
一方BALKINには「回転回復モード」が搭載されています。
障害物にぶつかって機首がズレても、自動で回転し、最初の方向へ機首を戻す機能です。
特徴:機体の機首方向と前進方向が常に一致するため、より自然な操縦感覚に近い
初心者サポートという意味では両者共通ですが、上達を意識するなら回転回復モードの方が適しています。
価格比較
- YS200:$89.99(約13,317円、2025/09/19時点/送料別)
- BALKIN:19,980円(送料込み、2025/09/19時点)
価格差は為替レートや送料によって変動します。実際の購入時にはトータルコストで比較する必要があります。
注意点:技術基準適合証明(技適)
最も重要なのは、送信機の技術基準適合証明(技適)の有無です。
日本国内では、技適マークがない送信機を使用して電波を発射すると電波法違反となります。販売者が罰せられるわけではなく、使用者が責任を負う点に注意してください。
YS200の送信機はBALKINと同じ形状ですが、技適取得済みかどうかを必ず販売者に確認してから購入することを強くおすすめします。
まとめ
- YS200は価格的には魅力的だが、ヘッドレスモード主体のため操作感覚はBALKINと異なる
- BALKINの回転回復モードの方が「実機に近い練習」を意識したい選手には適している
- 最大の注意点は送信機の技適。未確認のまま購入すると国内で使用できないリスクがある
✅ 総合すると、国内の練習や体験会を前提とするチーム・選手にはBALKINが安心。
価格を重視し、海外製品を試したい場合はYS200を検討できますが、必ず技適の有無を確認してから導入してください。
 
 
 
