中国メディア「香港商報網」によると、
本日(3月27日)から2日間にわたり「2026年広東省ドローンサッカーリーグ」が開催されています。
本大会には、選抜された約300チーム、1000名以上の選手が参加する大規模イベントとなっています。
参考記事:
https://www.hkcd.com.hk/hkcdweb/content/2026/03/26/content_8746818.html
FAI公式大会ではないがF9Aルールを採用
本大会はFAI(国際航空連盟)のイベントカレンダーには掲載されておらず、公式大会ではありません。
しかし、競技ルールはFAIが定めるF9Aドローンサッカーに準拠して運営されている点が特徴です。
FAI規格との違いと独自カテゴリーの存在
FAIのF9Aカテゴリーでは、一般的に以下のサブクラスが存在します。
- Aクラス(直径約40cmの機体)
- Bクラス(直径約20cmの機体)
いずれもブラシレスモーターを採用するのが標準仕様です。
しかし今回の広東省リーグでは、記事中の写真からブラシモーター搭載機体の使用が確認されています。
また、本大会には18歳未満を対象とした「入門クラス」が設けられていると見られ、
使用機体は20cmサイズであることから、現在検討が進められている F9A-Cカテゴリーに近い運用と考えられます。
こうした独自クラスの導入は、競技人口拡大と若年層の参入促進を目的としたものと推測されます。
中国におけるドローンサッカーの急速な普及
中国では2025年以降、F9Aドローンサッカーの普及が急速に進んでいます。
各地で数百チーム規模の大会が開催されており、競技人口は急増しています。
特に小学生・中学生といった若年層の参加が目立ち、
育成環境の整備とともに、将来的な競技レベルの底上げが期待されています。
この流れが継続すれば、中国は今後のドローンサッカーにおいて
世界的な中心国の一つになる可能性が高いと言えるでしょう。
参考:検討中のF9A-Cカテゴリー
現在検討されているF9A-Cカテゴリーの主な仕様は以下の通りです。
- ブラシ付きモーターを使用
- 機体直径:約100mm
- 18歳以下の選手限定(登録時の年齢基準)
- 1チーム4名編成(控え1名を含む)
まとめ:競技の裾野を広げる中国モデル
今回の広東省リーグは、公式大会でなくともF9Aルールを基盤としながら、
独自の入門カテゴリーを導入することで競技の裾野を広げている点が注目されます。
特に若年層向けクラスの整備は、日本における普及戦略を考える上でも参考になる取り組みです。
今後は、国際ルールとローカル運用のバランスが、ドローンサッカー発展の鍵となるでしょう。
