愛知県でF9A日韓親善大会が開催 ― 世界トップレベルのF9Aチームが集結
2026年3月14日、愛知県大治町の大治スポーツセンターで、F9Aの日韓親善大会が開催されました。
世界トップレベルの選手が集まり、日本とドローンサッカー発祥国である韓国のチームが熱戦を繰り広げました。
今回のイベントは単なる大会ではなく、国際競技として発展しているF9Aを通して日韓の交流を深めることを目的としたイベントでもあります。
F9Aとは?海外では「ドローンサッカー」と呼ばれる航空スポーツ
F9Aは航空スポーツを統括する国際団体 FAI(国際航空連盟) が定める競技種目です。
海外では「Drone Soccer(ドローンサッカー)」という名称で広く知られており、世界選手権も開催されています。
ゲームのような戦略性を持ちながらも、実際に選手の目の前で球体ドローンが飛び交うリアルスポーツである点が特徴です。
選手は操縦技術だけでなく、チーム戦術や役割分担によって得点を狙います。 そのため、eスポーツとフィジカルスポーツの要素を併せ持つ新しい競技として世界中で広まっています。
今回の大会ではF9A-Bカテゴリーを中心に実施
今回のイベントでは、直径約20cmの球体ドローンを使用するカテゴリー「F9A-B」の試合が中心に行われました。
また、直径40cmの機体を使用するカテゴリー「F9A-A」については、エキシビションマッチ(模擬試合)が実施されました。
F9A-Bには、2025年FAIドローンサッカー世界選手権に出場したチームも参加しています。
韓国からはRCIN、日本からは群馬クレインドローンシールズ(GCDS)、そして当サイトにも登録されている 三河ドルフィンズ などが出場しました。
大会はトーナメント形式で行われ、敗退チームのために敗者復活戦としてフルサイズコートでのスコアアタックも開催されました。
大会結果

全18試合の激戦の結果、上位チームは次の通りとなりました。
- 優勝:RCIN(韓国)
- 準優勝:PYC KOREA(韓国)
- 3位:三河ドルフィンズ(日本)
- 4位:群馬クレインドローンシールズ(日本)
韓国トップチームの実力を体感した日本チーム
優勝したRCINは、対戦チームに対して2倍から3倍の得点差をつける圧倒的な強さを見せました。
準優勝のPYC KOREAはFPVドローンレーサーを中心とした新興チームですが、短期間で急速に実力を伸ばし、世界トップチームに迫る勢いを見せていました。
日本チームにとっては、世界レベルのチームと対戦することで戦術やチーム運営を学ぶ貴重な機会となりました。
F9Aというスポーツを通じて国境や言語の壁を越えた交流が生まれていたことも、この大会の大きな特徴でした。
また、選手の年齢層は小学生から高校生が中心で、今後のF9Aを担う世代の活躍も印象的でした。
30cm球体ドローンという新しい可能性
会場では、RCINが開発した直径30cmの球体ドローンの体験飛行も行われました。
40cm機体を小型コートで使用すると衝突が増え、機体破損が多くなる傾向があります。
その点、30cm機体は小型コートでも迫力のある試合展開が可能で、20cm機体と40cm機体の中間的なカテゴリーとして今後の発展が期待されています。
F9Aドローンサッカーは今後さらに国際化が進む
F9AはFAIによってルールが整備され、世界大会も開催されている国際スポーツです。
学校教育、STEAM教育、国際交流スポーツとしての可能性も注目されています。
日本でもチームや大会が少しずつ増え、競技としての広がりが期待されています。
大会概要
- 出場チーム数:14チーム
- 試合数:18試合(敗者復活戦を含む)
- 開催日:2026年3月14日
- 時間:10:00〜16:00
- 会場:大治スポーツセンター(愛知県)
- 主催:PYC株式会社 / PYC DRONE LABORATORY
- 後援:一般社団法人 在日韓国商工会議所愛知
F9Aと日本のドローンサッカーの違い
F9Aは国際オリンピック委員会の航空スポーツ部門を統括するFAIがルールを定めている国際競技です。
海外では「ドローンサッカー」として知られていますが、日本国内で表記される「ドローンサッカー」とはルールや競技体系が異なる場合があります。
詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。
