最近米国でのドローンサッカーの話題が豊富です。
abcテレビのYoutubeチャンネルWTENの投稿では
ブラシレスモーターの機体は20cmクラスの機体です。
https://youtu.be/7FfWcGYNuEA?si=cVFonoJI8MOeazSu
この記事は、モホナセン高校の「ドローンサッカー」チームを取材したものです。ドローンサッカーはまだあまり知られていないスポーツですが、この学校ではエンジニアリングの授業の一環として取り組んでおり、生徒たちはこの革新的な活動を通して多くのことを学んでいます。
ロブ・ビューラー先生のエンジニアリングクラスでは、生徒たちは単に教科書を読むだけでなく、実際に分解されたドローンを組み立てることから始めます。生徒の一人であるダニエルさんは、最初は伝統的なエンジニアリングクラスだと思っていたそうですが、実際にドローンを物理的に構築し、操作し、経験に基づいて改良していく学びに驚きと面白さを感じています。
ドローンサッカーは戦略が鍵となるスポーツで、5対5で行われます。1機のストライカー(ドローン)が相手のゴールを目指し、4機のディフェンダーがそれを阻止します。競技中の衝突も発生するため、600ドル相当のドローンキットには保護用のケージが付属しています。
生徒たちはこの活動を通じて、問題解決能力、批判的思考、そして何よりもチームワークの重要性を学んでいます。特に機械工学を志す生徒にとっては、デザインプロセスや、現実世界でリアルタイムに状況に合わせて調整を行う能力を養う上で非常に有益だと感じています。
ビューラー先生のクラスのチームはドローンサッカーの腕前が非常に高く、来る5月にはニューヨーク州ローマのSkydomeで開催されるナショナル大会に出場することが決まっています。このチームは放課後クラブではなく、授業を通して毎年新しく結成されるため、毎年ゼロからスタートすることになります。今年のチームが昨年のチームと同等のスキルレベルに到達したことに、生徒たちは大きな喜びを感じています。
ドローンサッカーは、工学、戦略、そしてチームワークが見事に融合した、生徒たちの学びと成長を促進するユニークな活動です。
モホナセン高校(Mohonasen High School)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ロッテルダムにある公立高校です。
エンジニアリング分野に力を入れており、特にドローンサッカーのような実践的な学びを取り入れていることが分かります。
このようなドローンサッカーを取り入れている高校が米国には200校以上あるようです。
5月のスカイドームで行われる全米大会が楽しみですね!
撮影されている機体はThe Saker DS200 "Bantam"という機体で
U.S. Drone SoccerとiFlight RCが共同で開発したもので、教育プログラムや競技での使用を想定して設計されています。