U. S. Drone SoccerによるFAIのルールに準拠した解説動画です。
ローカルルールが含まれる可能性もあるので
必ず公式ルールブックを参照する必要があります。
https://youtu.be/ovsc7zdmUEo?si=QHOhKOaYpDNcXqLo
以下に動画を要約しました。
フィールドについて
フィールドには、赤チームエリアと青チームエリアがあり、それぞれに自チームのゴールが設置されています。[00:19]
主なルール
得点と飛行方向
ストライカー(攻撃手)は、相手チームのゴールに後ろ向きに侵入しても得点にはなりません。[00:36]
ストライカーが相手チームのゴールに前向きに侵入すると1点獲得できます。[00:48]
ディフェンダー(守備手)は、自陣ゴール内でホバリング(空中停止)することはできません。これに違反するとペナルティが科される可能性があります。[01:04]
ディフェンダーは、自陣ゴールを後ろ向きに通過することはできません。[01:36]
ストライカー、ディフェンダーともに、どのゴールも前向きに通過することは可能です。[01:45]
フェアプレーと安全
選手、コーチ、観客は、常に敬意を持った行動を心がける必要があります。[01:57]
危険な飛行は、審判の判断によりペナルティや退場処分の対象となる場合があります。例えば、乱暴な操作でゴールや他のドローンを破損させた場合などです。[02:08]
ドローンが損傷したり故障したりした場合は、さらなる損傷を防ぐために直ちに機体の電源を切る(アームを解除する)必要があります。審判にその旨を伝えなかった場合、ペナルティが科されることもあります。[02:30]
介入について
プレー中のドローンやアリーナ(競技施設)に物理的に干渉できるのは、審判のみです。例えば、ドローンがネットに引っかかった場合でも、選手が自らドローンを回収することはできません。タートルモードなどで自力で復帰できない場合は審判に伝え、審判の判断で救出してもらうことになります。[02:53]
オフサイド
得点後、ストライカーおよびそのチームメイトは、再び攻撃を開始する前に、一度センターラインを越えて自陣に戻らなければなりません。これをオフサイドと呼びます。[03:29]
ドローンが故障して地上にある場合は、オフサイドの義務はありませんが、審判にその旨を伝える必要があります。
審判は、オフサイドが完了したことを旗の上げ下げで示します。旗が下がらない場合は、チーム全体がオフサイドを完了していないことを意味します。[04:10]
選手は、自分自身と審判の、少なくとも2つの視点からドローンが見られていることを常に意識する必要があります。センターラインを越えたかどうかが不確かな場合は、少し余分に後退することが推奨されます。[04:27]
その他のルール
審判とコミュニケーションを取ることができるのは、チームキャプテンのみです。[05:03]
各チームには、1名のストライカーが指定されます。ストライカーは1セットにつき1回まで交代可能です。キャプテンが審判に申し出て試合を一時停止し、審判がストライカーを示す旗を付け替えます。ただし、交代したストライカーも同一セット内で再度プレー不能になった場合、それ以上の交代はできません。[05:08]