ドローンサッカーは、いまや東アジアだけのスポーツではありません。2026年1月から6月にかけて世界で開催・告知された大会、体験会、STEM教育プログラムの情報を集め、「いま競技が活発な国・地域」を世界地図とランキングにまとめました。FAI系(F9A)・FIDA系を区別せず、ドローンサッカー全体の盛り上がりとして見ています。

2026年1〜6月の活動状況をもとに作成した、ドローンサッカー活発地域マップ
- 調査方法はWeb検索で記事の多さを示してます。
東アジアが世界をリード
最も活発なのは韓国・日本・中国・米国の4か国です。中国は2026年2月、成都で1,116チーム・1万人以上が参加する世界最大規模の大会を開催しました。韓国は大会だけでなく学校教育や体験会まで競技の裾野が非常に広く、日本も全国各地で大会・体験会が開かれ競技人口が着実に増えています。米国は300を超えるチームが活動し、2027年世界選手権のホスト国でもあります。
アジア全域、そしてヨーロッパへ
アジアではベトナム、台湾、シンガポール、フィリピン、インドネシア、インド、マレーシア、モンゴル、香港と競技が急速に広がっています。そして2026年は「ヨーロッパ元年」とも言える年に。3月にはドイツ・アーレンで第3回国際ドローンサッカーカップが開かれ、米国・香港・フランス・トルコなどが参加。6月にはイタリアで第1回ヨーロッパ選手権が開催され、フランス・ハンガリー・ルーマニア・スロバキアなどが集まりました。フランスは初の国際大会「Paris Open」も主催しています。
新大陸・アフリカも続々
新興地域の動きも見逃せません。カザフスタン、ジャマイカ、ナイジェリア、アルゼンチン、そしてアフリカ初の学生ドローンサッカー大会を開いたモロッコなど、競技は文字どおり世界中へ広がっています。
活発な国・地域ランキング(2026年1〜6月)
確認できた大会・体験会・教育プログラムの規模と頻度から、活発さを★1〜4(★★★★=最も活発/★=新興・参入)で整理しました。
活発な国・地域ランキング(★が多いほど活発)
2027年、世界選手権へ
2027年7月14日、米国ニューヨーク州ユティカのSUNYポリテクニック大学で、FAI世界ドローンサッカー選手権が開催されます。世界18〜24か国が集う見込みで、各国ではすでに代表選考が始まっています。
あなたの国・地域では、どんな大会や体験会が開かれていますか? ぜひコメントで教えてください。自国のドローンサッカー情報もお待ちしています!
日本はSTEM教育の余地あり
表から分かるように日本では試合やイベントの報告が多くありますが、
STEM教育への活用は遅れています。
これは日本国内ではFIDA系の改造できない(改造しにくいルール)の機体が最も多いことが原因だと考えられます。
自作機や改造の幅が広い、FAI F9Aドローンサッカーの方がSTEM教育への活用の余地があり、日本には十分発展する余地があることを示しています。
実際にドローンサッカーを用いたSTEM教育が多い米国などはFAI F9Aドローンサッカーが
広く普及しています。
